開業したOBからのメッセージ
羽根木動物病院 |
夜間救急で働き始めたきっかけは自分の診療技術を向上したいと思ったことがきっかけです。 |
電話対応ひとつとってもやはり緊急性の高い患者さんが多く、迅速性が要求されることが多かったです。通常の診察では「受診票記入→問診→身体検査→その他検査」の流れで、基本的には自分は問診や身体検査に時間をかける診療が多いのですが、夜間救急では、「受診票記入をしてもらいながら問診する」、「問診しながら身体検査を行う」、「まず先に血液検査やレントゲン検査などを行う」といった特殊な診察のプロセスを経験しました。 |
日勤ではそこまで多くない肺水腫の患者ひとつとっても、夜間救急では頻繁に来院されます。初診で、焦っていたりパニックになっているオーナー様を相手に、簡潔に状況をお話しし理解していただく。問診で得られる限られた情報と、現場で得られる情報をまとめ、患者に最適な治療を選択し、改善に結びつける。そのような環境に慣れると、日勤の心疾患の患者の治療にも活かすことができました。 |